ORGANIC GYOKURO
有機玉露の紹介
⿅児島の若⼿⽣産者5名が有機栽培が困難といわれる⾼温多湿条件の環境で、⽇本茶では最⾼ランクの茶種である⽟露に挑戦した渾⾝のお茶です。
⽣産者と共に⼟づくり、茶園づくり、摘採、製造、仕上げ加⼯の全⼯程に携わり、指導した私が⾃信をもって提供します(トラスト)。
⽣産コストがかかり、取り扱い量もわずかですが、⼀杯のお茶にお茶を⽣んだ⾵⼟(テロワール)、作り⼿のこだわり(ストーリー)を感じながら、カテキンの濃厚な旨味が⼼を癒し(リラックス)、有機栽培で健やかに育ったお茶があなたの体に働きかけます(ヘルス)。




HOW to BREW
淹れ方
淹れ⽅(2⼈前)は⽟露に順じます。
- ⼩さな茶碗(50cc)を⼆つ⽤意します(おちょこサイズ推奨)。
- 10gの茶葉を急須にいれ、お湯の温度は⼈肌より少し⾼い程度(50〜60℃)まで冷まし、静かに注ぎ、しばらくすると茶葉が開いてきます。
- 2分ほど待ち、開ききる前に静かに茶碗へ注ぎ、最後の⼀滴まで出し切ってください。
一煎目は玉露本来の旨味を楽しんでください。
二煎目以降は茶葉がすでに開いているので抽出時間は短くなります(10秒程度でOK)。そして煎を重ねるごとにお湯の温度を上げていき、熱エネルギーを力で茶葉の成分を引き出していきます。
三~五煎にかけて旨味が軽くなり、その分お茶本来の渋みが感じられるようになります。しかし、香気は残っていますので、味から香りを楽しむよう煎を重ねてください。
八~十煎ほど楽しんでもらえれば、お腹も胸も十分に満たされ「茶酔い」の状態を楽しむことができます。
冷たい⽔でも⾵味よく味わうことができます。
茶葉、⽔は同量ですが、冷蔵庫で30分ほど寝かせてください。濃厚なテアニンの旨味と⽟露独特の⾹りがあなたを包みます。

ABOUT US
O.O.T.C.とは
(O.O.T.C.)
O.O.T.C.は⿅児島県の若い茶⽣産者に有機栽培の⽟露の作り⽅のコンサルティングをおこない。作ったお茶のマーケティングを⾏っている会社です。そして、国内で最⾼レベルの有機⽟露農家である坂元修⼀郎⽒監修のもと、その技術の普及と発展を⾏う事業を展開しています。
現在、O.O.T.C.は⿅児島県の中から8名(⼤隅有機茶研究会)とともに、⽇本から世界に有機⽟露のすばらしさを広げること⽬的に活動を⾏っています。
しかし、⾼温多湿の⽇本では難しい有機栽培でありながら、⽇本茶最⾼レベルの分類の⽟露の⽣産は多くの⽭盾を統合する必要があり、困難を極めます。その⽭盾を統合するためには、栽培技術を⾼次元に⾼める必要があり、⽣産には⾼い技術と繊細な管理が必要です。
そのために、O.O.T.C.は会員と常に寄り添いながら施肥管理、整枝管理、病害⾍管理、製造の問題を解決するよう奮闘の⽇々です。
⻘年たちの情熱と努⼒が結晶化した製品は、はじめてにしては品質が⾼く、⾃信をもってお勧めする事ができます。しかし、「茶匠:坂元修⼀郎」に出会う度にまだまだ遠く及ばない事を痛感するばかり。それでも、会員はいつの⽇か「茶匠:坂元修⼀郎」と肩が並べられる⽇を待ち、⽇々精進を⾏っています。
LEAF TEA
リーフティー



有機玉露「ふFU」
リーフタイプの有機玉露です。
玉露は朝露で濡れた茶葉をまるで口づけするように愛でる飲みもの。のどの渇きではなく、心の安寧を求めて飲むものと心得てください。そして有機玉露の特徴として「飲み疲れない」ことがあります。有機栽培を成功させるために肥料に多くのミネラルを配合することで窒素成分とのバランスをとっています。その結果、有機玉露は濃厚な旨味ながらのど越しのアフターがさらりと切れます。
茶器はできるだけ小さいものを用意してください。できれば玉露専用の急須(宝瓶)が使いやすくお勧めします。お湯のみも小さく、「おちょこ」サイズをご使用ください。
急須に大さじ二杯(約10g)のお茶を入れ、茶葉がやけどしないようにぬるめのお湯(60℃)を茶葉が浸る程度に静かに注いでください。1分ほどするともとの葉っぱの状態に戻り、濃厚な香りが漂ってきます。それを静かにトロトロの抽出。
テアニン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、アスパラギン…
植物由来のアミノ酸が醸し出すまったりとした甘みを楽しむことができます。
1)小売り用(70g/袋)写真上
有機玉露「ふ FU」を用意しました。
リーフタイプは現在「ふ(FU)」のみですが、現在「ひ(HI)」と「み(MI)」の商品の用意を進めています。完成次第、皆様にご提供する予定です。
2)業務用(1kg/袋)写真下
会員の情熱が詰まった至極の「有機玉露」です。会員とO.O.T.C.と連携して製造した荒茶を仕上げ、加工し製品化しました。
製品は会員ごとにグレードを分けて用意しました。
品種・風土・製茶法の違いをあなた自身で確かめてください。
TEA BAG
ティーバッグ

有機玉露ティーバッグ(商品名:TB)
「玉露は敷居が高い」そのようなイメージを払拭したくて作った商品です。急須の代わりにコーヒーポット、手持ちの水筒での使用が可能で、急須がなくても玉露の風味を嗜むことができます。
有機玉露の原料をティーバッグでも抽出できるように切断加工し、バッグ越しでも旨味と香りを味わえるようにブレンドしました。最大の特徴はその大きさ。1バッグあたり7g と通常の約2倍です。たっぷりの茶葉を少ないお湯で抽出する玉露のスタイルを求めた結果、大きなバッグとなりました。
飲み方は玉露に準じます。玉露は朝露で濡れた茶葉をまるで口づけするように愛でる飲みもの。茶葉がやけどしないようにぬるめのお湯(60℃)を袋が浸る程度の湯量を注いで1分ほど抽出すると玉露のまったりとした甘みを楽しむことができます。
おすすめは「水出し」。1ℓ の水に対して1~2袋を冷水で数時間抽出してください。濃厚な旨味と爽やかな玉露香を楽しむことができます。
商品は2タイプ、10袋入り(商品名:TB大)と5袋入り(商品名:TB小)を用意しております。

有機玉露焙じ茶ティーバッグ(商品名:TB焙)
有機玉露を焙煎しティーバッグに加工した商品です。
一般にほうじ茶に使われる原料は番茶等などを用いますが、今回の原料は有機玉露を贅沢に使用しております。
また、最大の特徴は面倒な湯冷ましが不要なこと。淹れ方はほうじ茶に准じますので、ティーポットに1袋いれ、熱湯を直接注いで30秒で注ぎ分けてください。アミノ酸が豊富な玉露を焙煎することで鼻腔にキャラメルのような芳香と甘い後味を感じることができます。
おすすめは「水出し」。1ℓ の水に対して1~2袋を冷水で数時間抽出してください。濃厚な旨味と爽やかな焙せん香を楽しむことができます。
商品は2タイプ、10袋入り(商品名:TB焙大)と5袋入り(商品名:TB焙小)を用意しております。
ORGANIC GYOKURO
CULTIVATION RULES
有機玉露栽培のルール
CULTIVATION RULES

有機認証を取得もしくは取得を予定している茶園

有機栽培であること

施肥量は⽟露として評価できる量を確保する

栽培⽅法は⽟露栽培に準ずること

製品は坂元修⼀郎⽒にチェックしてもらうこと


MEMBERSHIP
REQUIREMENTS
会員の条件
REQUIREMENTS

若⼿の経営主である
(⻑期にわたって⽀援するため)

中⼩規模の経営主である
(⾃分の決断で経営に取り組む事が出来る)

尾﨑との信頼関係が厚い
(⼈の話をきちんと聞く⼈)

⾏動⼒、決断⼒がある
(坂元園の作り⽅を実践する⼈)

⽣産へのこだわりを明確に説明できる能⼒がある(⾃分のコンセプトを消費者にきちんと伝えられる)


MEMBERS
メンバー紹介
蔵園 孝博 – Takahiro Kurazono
〈蔵園製茶〉
有村 幸凌 – Kouryou Arimura
〈有村製茶〉
今村 広嗣 – Hirotugu Imamura
〈今村茶園〉〉
坂元 修⼀郎 – Syuuichirou Sakamoto
〈坂元園製茶〉*監修
池田 光星 – Kousei Ikeda
〈池田製茶〉
⽥上 俊作 – Syunsaku Tanoue
〈田上製茶〉

蔵園製茶〈KURAZONO-SEICHA〉蔵園 孝博 – Takahiro Kurazono
霧島市溝辺町、42歳(※2023年3月現在)、数年前に父(前の県理事)より経営を委譲する。若い頃に製茶メーカーに勤務し製造技術には定評がある。また、品種にこだわりがあり、優良品種を多く持っている。施肥は坂元修一郎氏製造のボカシ工房を中心に設計を組んでいる。
【生産するお茶の特徴】
今回提供した有機玉露の品種は「おくゆたか」で全国茶品評会(玉露の部)に出品した茶を用意した。青く、丁寧に縒られた外観からは高級茶としての気品を感じる。また、品種の特徴が香気に表れており、濃厚な甘みを感じることができる。


有村製茶〈ARIMURA-SEICHA〉有村 幸凌 – Kouryou Arimura
霧島市溝辺町、27 歳(※2023年3月現在)、祖父、父とも高級茶生産では県内トップクラスであり、昨年は全国茶品評会の煎茶10㎏の部で日本一を獲得している。さらに高みを目指すため、今年より有機玉露にチャレンジしている。施肥は坂元修一郎氏製造のボカシ工房を中心に液肥を組み合わせた設計で組んでいる。
【生産するお茶の特徴】
今回提供した有機玉露の品種は「かなやみどり」で全国茶品評会(玉露の部)に出品した茶を用意した。外観は青く、良く撚れており、浅蒸しの特徴がよく出ており、品評会で名をなす有村製茶らしさが玉露でも表現されている。また、品種香がはっきりとした主張をしており、濃厚な旨味の後 に何層にも香気が重なり、深い余韻を残す。


今村茶園〈IMAMURA-CHAEN〉今村 広嗣 – Hirotugu Imamura
ホームページ
http://www.imacha.jp
http://www.imacha.jp
霧島市隼人町、46歳(※2023年3月現在)、茶園及び茶工場は鹿児島空港に隣接しており、離発着の際、飛行機の窓から茶園と工場を見ることができる。有機栽培への取り組みは長く、発酵学に造詣が深く、自家肥料による有機栽培を行っている。施肥は坂元修一郎氏製造のボカシ工房を中心に自家製肥料等を組み合わせた設計で組んでいる。
【生産するお茶の特徴】
今回提供した有機玉露の品種は「おくゆたか」で全国茶品評会(玉露の部)に出品した茶を用意した。深蒸し茶で名をなす今村茶園の特徴を活かすため、他の会員より蒸し度を進めた製品を製造した。仕上げにより外観は芯のある柔らかい原料を細撚れした玉露感が出ているが、内質は蒸し系の濃厚な旨味を感じることができる。


池田製茶〈IKEDA-SEICHA〉池田 光星 – Kousei Ikeda
肝属郡錦江町田代、36歳(※2023年3月現在)、標高400m付近に茶園があり、春は寒暖差による霧が発生し、昔から良質茶産地として知られている。若いが産地のリーダーとして、地域の茶農家をまとめている。施肥は坂元修一郎氏製造のボカシ工房で設計を組んでいる。
【生産するお茶の特徴】
今回提供した有機玉露の品種は有機栽培移行期間(Conversion period)の「あさのか」である。製茶は出品茶製造方法に準じており、5人のなかでは一番蒸熱工程(蒸し)が浅く、形状の鮮やかな青さと松葉(Pine needle)を思わせる細撚れに氏の丁寧な仕事を感じることができる。「あさのか」の特徴である強い旨味が強烈な印象を与え、時間をおいて鼻腔を抜ける爽やか香気が上品なアフターを醸し出してくれる。今後、有機玉露として高い評価が期待されている。


田上製茶〈TANOUE-SEICHA〉⽥上 俊作 – Syunsaku Tanoue
種子島、46歳(※2023年3月現在)、10年前に私が坂元修一郎氏を紹介、そして彼は氏の生産哲学に感銘を受け、有機栽培に取り組み始める。一般に種子島の高温多湿条件では有機栽培は難しいといわれているが、ミネラルと地元の魚を発酵させて作った自家製肥料と茶樹を労わる茶園管理により、有機栽培に成功した。従来は有機煎茶生産のみであったが、今回、O.O.T.C.と連携して有機玉露に挑戦した。
【生産するお茶の特徴】
今回提供した有機玉露の品種は「おくみどり」である。自家製肥料で育成した原料の特徴を活かすため、蒸熱工程(蒸し)を短くし、蒸気による原料の変化をできるだけ抑えた。また、乾燥・整形工程を低温でゆっくりと時間を掛けて行うこと(通常の3割増し)で熱による葉緑素(クロロフィル)の分解を極力抑えた製造を意識した。製品はやや焙煎を進めており、玉露が初めてな方にも親しみやすい印象を与えてくれる。


PACKAGE
パッケージ

パッケージの⽂字は妻である書家・和葉-Wayouに書いていただきました。
裏にカタカムナ⽂字の透かしを⼊れてます。
「ふ」の⾳のもつ意味は
“振動する”
“増える”
その想いを乗せました。
YouTube ”ta2miturkymic” にて動画を公開中です。

⽇本・⿅児島からご提案します。